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2009/07/18

白と黒の対比、第二弾。


サックスやクラリネットを吹く者として、マウスピースを選ぶこと。 それは、楽器の音づくりにおいてきっと一生続くであろう、探求の旅みたいなもの。その中で、テナーサックスのマウスピースを買い換えることは、今年の課題のひとつだった。

3年来使ってきたBeechlerのTonalex、昨年購入したDukoff共に、体格が変わったことによって少し吹きづらさを感じていたことが、その理由。
今年になってオークションで安価に落札できたClaude Lakeyも使ってみたが、開きが9*3とこれまた大きかったのと、なまじ音量が出るためにオーバーブロウに陥りやすいという欠点があった。

そこで、偶然の縁があり購入できたマウスピースが、写真の2本。
左がBelgLarsen、右がBrilhartの双方ともレアなマウスピース。

今のマウスピースに吹きづらさを感じていた、と言う割には今回のマウスピースもオープニングが3mm程度と開きが大きかったのだが、いざ息を入れてみると反応の良さに驚きを隠せなかった!
一方はスピード感に溢れ、もう一方は暖かい音色。職人の心意気を感じる、どちらも素晴らしいマウスピース。
残念ながらBergLarsenは合うリガチャーがなく、仕方がなく家にあった包帯をリガチャーに(!)して吹かざるを得なかったため、リガチャー購入に時間と予算を要するが、バンドのスタイルによって使い分けていきたい。

まだ救いなのが、ソプラノサックスとクラリネットはマウスピース選びの必要を感じないこと。
これで3本ともマウスピース購入してたら、お金がいくらあっても足りない(笑)
楽器が良いだけでは終わらず、マウスピース、リード、リガチャーを買い換えると音が変わることが、リード奏者の厄介なところでもあり楽しみなところでもある。
このblogを読んでくださっているサックス・クラリネット奏者の方々も、音色にいまいち納得していないならマウスピース(>リガチャー>リード)を変えてみることもひとつの選択肢になると思う。

2008年4月下旬に書いた日記の時と同じく、今回も「白と黒の対比」を感じるマウスピースとなった。

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