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ラベル Jazz Lab Orchestra の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2013/02/02

Jazz LAB Orchestra@NAGOYA BLUE NOTE

先日も書きましたが、通算8回目となるブルーノートでのライブでした。
回数は多いながら、実は4年ぶりの出演。
その間の自身の成長っぷりが音色の面で確認でき、反面昔と変わらないなぁと思う部分もあり様々なことを感じた夜でした。

1st,2ndとも満席の盛況の中、お客さまの温かい顔を見ながら演奏するのは、奏者にとって最大の喜びです。
あまりに嬉しくて、終演後しばらくロビーでお帰りの方々に挨拶していました。
すると、お客さまそれぞれが温かい表情で帰って行かれるんです。
こういう交流って、いいもんですね。

ゲストのケン・バルディスに
「君のSAX、随分貫禄がついたね」
と言っていただけました。

今年はもっと名前を覚えてもらえる活動をしたいので、ますます頑張らねば!

2009/12/06

JAZZ LAB ORCHESTRA feat.中川英二郎(tb)@BLUE NOTE NAGOYA

2003年から年1回出演させていただいている、ブルーノートのライブも今年で7回目!早いものです。
今だから明かしますが、僕はリハーサルを終えてしばらくの間、かなりコンディションが悪かったです。
今週中ごろに38.3℃の高熱を出し、病み上がりだったこともあります。
そしてゲストの中川英二郎さんのキャリアや演奏のすごさにただただ圧倒され、自分は何なんだろうと自問自答したりしていたんです。
そこへたまたま昼を食べたとんかつ屋さんが、すごいボリュームで…(あんまり関係ないか)。

でも、そんなこととは別に、もともと今日のライブも、ミュージシャンとしての自分には「特別な日」ではなく「日常」と捉えていたことが幸いに転じました。
ステージを迎える頃には気持ちも切り替わり、一切緊張なしで臨むことができました。ホットなお客さんにも囲まれ、最高の場所で最高の演奏ができた。このことが大事なことなんですよね。

ステージが終わった後、ゲストの中川さんから「ありがとう、素晴らしかった!」と僕のソロに対して最大級の賛辞をいただき、「自分の音楽を追求していってください」と心のこもったエールをいただきました。

一日は、終わってみないと分からないものですね。

2008/11/22

Jazz Lab Orchestra feat.松田昌&チャリート@Blue Note NAGOYA

本当に偶然の縁で、このビッグバンドに入る事になったのが2000年、名古屋で約40年の活動実績を誇るジャズラブオーケストラ。
実に6回目となるブルーノートライブ。私はソロプレイヤーとして、毎回多くの曲でフィーチャーされています。
この場を与えてくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

回数を重ねると度胸も出てくるもので、この日のライブを「特別なもの」ではなく「日常の1ページ」と思えるようになったのは、今年1年地道に活動してきた自分自身の大きな進歩と言えるでしょう。
昔、楽器の師匠に
「アマチュアは演奏することが特別なこと、プロはそれが日常なんだ」
と教わったのを思い出しました。
このままサックスプレイヤー+クラリネットプレイヤーとしてレベルアップし、経験を重ねていきたい。
心から、そう願います。

この日のゲストは、お互い2年ぶりの共演となる2人。
まずは、鍵盤ハーモニカおよびエレクトーン奏者の松田昌さん。
既にエレクトーン奏者として第一人者でありながら、音楽家としての精神を発揮し鍵盤ハーモニカの奏法を研究していらっしゃる方です。
MC中に、彼の得意技
「頭で演奏する鍵盤ハーモニカ」
を披露し、観客の喝采を浴びていました。

この日演奏した彼のオリジナル曲「アンダルシア」は、高橋誠アコースティックバンドでもレパートリーに入っています。
誠さんのバンドに入れていただいた時に
「この曲、やったことがありますよ!!」
と言えて嬉しかったです。音楽家同士の良いつながりを感じたからです。
2年前のジャズラブと松田さんの共演で「アンダルシア」を初めて演奏したので、なじみがあったんです。 それがなければ、今でも誠さんのバンドで演奏するのに苦戦してたと思います。

話が逸れたので元に戻しますが、松田さんは人柄が素晴らしい!
研究熱心で、普段は謙虚なんだれど演奏するとその情熱、温かさが伝わってくる。
情熱を「アンダルシア」で、温かさを彼自身のアレンジによる「七つの子」で存分に披露してくださいました。

そしてもう一人、今や世界を股にかけて活躍されているvocalist、チャリートさん。
ここ数年で、
ブラジルの作曲家、イヴァン・リンスとの共演版「Non-stop to Brazil」
マンハッタン・ジャズ・クインテット等で有名なアメリカのピアニスト、デイビッド・マシューズとの共演版「Nica's Dream」
フランスの巨匠ピアニスト、ミシェル・ルグランとの共演版「Watch What Happens」
…と、世界的に有名なミュージシャンとコラボレーションした作品をリリースしています。

その精力的な活動スタイルからも分かるとおり、チャリートさんのステージングはとてもダイナミックで躍動的。
私がジャズを始めたばかりの頃、Swing Journalという雑誌で「エイジアン・ファンク」という言葉で紹介されていたのをよく覚えています。
雲の上の存在と思っていた彼女と、まさか何回もこうやって共演できるとは!
チャリートさんは、バンドの音を変えることができる、本当に素晴らしいミュージシャン。

ジャズラブとの共演でのハイライトは、Billy Joelのナンバーを4ビートにアレンジした「Just the way you are」。
ウォーキングベースから始まる、まさにチャリートさんらしい躍動感いっぱいの演奏でした。
名前こそ紹介されなかったものの、チャリートさんとの共演ではソロで絡む機会が多いので、すごくインスパイアされて、ついつい乗せられて、自分のプレイがレベルアップします。

そんな素晴らしい2ステージを全く緊張もせず普段どおりに終えて心地よい疲労感と達成感を同時に感じた日でした。



おまけ。
この日の演奏を聴きに来てくださった友人達と一緒に記念撮影。

2007/11/25

Jazz Lab Orchestra@BLUE NOTE NAGOYA

昨日はブルーノート名古屋で演奏でした。
活動35年余りの老舗ジャズビッグバンド、ジャズラブオーケストラのライブです。
元会社の先輩から、花までいただきました(涙)
ゲストは…
秋吉敏子オーケストラでリードアルト奏者を勤め、指導者としての評価も高いデイブ・ピエトロ(as)。
レイ・ブラウン(b)やケニー・バレル(g)等との共演経験も持ち、現在は東京在住のジョナサン・カッツ(pf)。
宮間利之とニューハードの専属ヴォーカリストとしても活躍、今は地元名古屋で個性溢れる歌声を聴かせる、植田ひとみ(vo)。
以上3名の素晴らしいミュージシャンたち!

植田ひとみさんのヴォーカル、名アレンジの譜面に乗って踊るように軽やかに、バラードでは深く聴かせる。
飾らないMCも個人的に好きです!
デイブさんとジョナサンさんは「Continuance」というとても美しい曲でデュオのインタープレイを、ジャズラブとの共演では時にトリッキーに、時に熱くアドリブを繰り広げてました!

アンコールの「A列車でいこう」前半部分(バラードアレンジ部)では、3人のあまーい演奏を聴かせてくださいました。
バンドとして5回目のブルーノート出演。
大事なのは「出ること」ではなく、それまでの準備ですね~。