サックスやクラリネットなどの管楽器は、ごまかしが利かないなぁって。
もちろんどんな楽器だってそうだし、歌だってそう。
自分の息、指の動きがそのまま音になりフレーズになる。
電子楽器のように変化をつけた七色の音が出せるのにもすごく憧れるが、生楽器の「本当に良い音」を聴くと衝撃が走る。心を揺さぶられる。
だから、エレキギターやキーボードじゃなくて管楽器をこれだけ長く続けられてるんだろうな。
自分は決して器用な人間じゃない。
だが、時にサックスという楽器は心を音に乗せることができる。
そんな瞬間。
それは、全てのものを穿った目で見ず、心もまっさらで、なんだかうれしいようなありがたいようなそんな気持ちになる瞬間。
今日はゲストとか飛び入りではない、名古屋市内で出演する久々のアコースティックジャズライブ。
それぞれのプレイヤーの出す瞬間の輝きが、広がっていくプロセスを注目してください。
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