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2009/09/23
HALOHALO
地下鉄の吹上駅から徒歩で行ける千種文化小劇場まで『音楽のエロス』と銘打ったコンサートを聴いてきました。
ジャズピアニスト井上敦さんが、数年かけて煮詰めた、ピアノトリオにパーカッションと管楽器最大7本を加えた『HALOHALO』というユニットでの、渾身のステージ。
オリジナル曲はなかったものの、Impressions,Invitation,Footprintsなどなど60年代以降のジャズが好きな方にはお馴染みの曲が、ビッグコンボ編成+打ち込み音源での演奏で独特のアレンジ、浮遊感、即興性が!
いつかこういう編成で音楽がやりたいと思っていた自分の、ある意味で理想とする部分をこのステージでは見ることができました。出会いの縁に恵まれていれば、このステージに立つことができたのに。
少し悔しかったです。
井上さんの言葉の一部を引用しますが、
「今の時代を生きているわけですから『今のジャズ、今の音楽』を目指すべきだと考えます」
このくだりは、本当に僕もそうだと思うわけです。
千種文化小劇場のホールは会場の造りが独特で、ステージが中央にあり、観客席は三方向からステージを囲むという、どちらかというと演劇向けの造りで僕の席からは管楽器奏者の後姿しか見えなかったのです。写真が暗いので、分かっていただけるかどうか…それでも約30本のスピーカーを駆使して音響には特にこだわりをみせていた井上さんのアイデアが凄いです!
ja+NKや自己のクインテットでお世話になっている倉知さんがこの日はパーカッションで参加しており、普段とは違った一面を見せてくれました。
後ろに座ってたお客さんが「あのパーカッションの人、いろんな効果音出しててカッコ良かった」なんて言っていました。
勝手に、ちょっと鼻高々になってた僕です(笑)
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