NAGOYA GROOVIN SUMMER 2010 その後の話。

さて、その後の話です。長いですよー。

テレビ塔会場での出演も終わり、会場で他のユニットを聴いて寛いでいました。

会場は雨を心配する主催者側の意向で、それぞれのユニットが時間を短縮して演奏していました。

その関係で、終演も早く19時にはトリを飾る黒田和良さんのバンドが演奏終了。

前述の通り、アツい声援を送っていたお客さんからは一斉に「アンコール！」の声が。

黒田さんのバンドがもう１曲、アンコールを演奏しました。

ここまでなら、よくあることですよね！

しかし！

ヴォルテージの上がったお客さんはその１曲が終わったあと、再び「アンコール！！」と割れんばかりの拍手。

すると、MCさんのイキな計らいにより「ジャムセッション」が行われることに！

イベントにつきものとはいえ、そんな企画になるとは予想してなかったのですが、セッションなら行かねば！と自らの意思で片付けた楽器を再び用意し、ステージへと行きました。

セッションは1曲だけ、vocalのjunkoさんが歌う『Just in time』で参加しました。

途中サックス3人でバトルをしたり、ドラムとベースが途中で変わったりとステージ上ではセッションらしい光景が繰り広げられ、お客さんも大満足！

出来はそんなに良くありませんでしたが、セッションに参加できたのが楽しくてこのまま帰って何食べようかな、お酒飲みたいなぁと思ってブロッサの辺りを歩いていたときに「トヨタホームでもライブやってる」という事実に気づき、良い音楽を聴いて良い気持ちで帰ろうかなぁと立ち寄りました。すると！超満員で全く入れず。仕方なく、ロビー付近のソファーで休みながら音を聴いていると…

ライブが終わった後、何と演奏していた今岡友美さんとDear Bluesのメンバーが控え室に行く時、僕の前を通るじゃないですか！

「お疲れ様でした！」と観客気分で声を掛けていたら突如、名古路さんに「次一緒に入ればええやないか。」と言われました。すると今岡さんも「やってもらおっか！」とノリ良く話してくださり、

何と2回目のステージで、今岡友美 with Dear Blues の演奏に2曲+アンコールで飛び入りさせていただいたのです！

テレビ塔のセッションは、完全に自分の意思で参加しました。

が、ここトヨタホームでは参加しようとかそんな意思は全くなく、本当にお客さんとしてで楽しみに行ったのです！

でも、今岡さんとは僕の若いときに数回ご一緒して以来、絶対にまた共演したいヴォーカリストだったので、声をかけられ最初は「え？本当に？」と驚きましたが、その直後「宜しくお願いします！」と自然に言葉が出ていました。

今岡さんのライブを聴いたことがある方ならご存知でしょうが、非常に「仕掛け」の上手いヴォーカリストさんなのです。横に立った僕は、ありったけのコール＆レスポンスを楽しみました。 

お客さんはここでも大盛り上がり！

で、今岡さんが
「Miso Banana Quintetの演奏を聴いてた人！」
って言った瞬間、皆さんの手が上がる上がる…思わずその場で
「バンドメンバーを代表してお礼を言わせていただきます！」
って喋ってしまいました（笑）

そんなこんなでサプライズだらけのNAGOYA GROOVIN SUMMER 2010 は幕を閉じ、帰りに昭和区のおいしいお寿司屋さんでプライベートな打ちあげをやって帰宅しましたとさ。