大学を卒業してから程なくして加入したビッグバンド、ジャズラブオーケストラの40周年記念コンサートに出演しました。アマチュア時代で8年、プロ転向後3年の計11年このバンドで演奏。
加入した年のコンサート出演が2000年の「ミレニアムコンサート」でしたし、翌年には30周年記念コンサートにも出演しているので、いかに長いかということに自分でも驚きます!
司会の方が仰っていた「メンバーは仕事を持ちながら活動している」というコメント。
そう、このバンドはあくまで社会人ビッグバンドという位置づけなのです。
若い頃(それこそ加入した最初の年)からずっとソロを吹く機会が多かったこともあり、僕の演奏を賞賛くださる方も多く、またそれがプロに転向するきっかけともなりました。
転向してからは「良い演奏するのが当たり前」という気持ちのもと、しっかり責任を果たすことをテーマに演奏しました。
また、数多くの著名・有名アーティストの方と共演することができたのも、このバンドにいたおかげ。
今日もvocalのケン・バルディスさん、violinの高橋誠さんという、地元ではトップのミュージシャンにゲスト参加いただき、何とサプライズゲストまで!
ケンさんはジャズラブとの共演も多く、安定した大人の魅力で会場の女性ファンを虜にしていました。日本語があまり上手ではないということも、神秘的な魅力を増しているのだろうか?
彼の歌う時間はショータイム。華やかなアレンジの演奏で、自然とステージに彩りができます。
誠さんはジャズラブとしては今回初共演でしたが、僕は2008~2009年に彼のバンドに参加させていただいてたので、個人的にすごく楽しみでした。
表現力にはますます磨きがかかっていて、エフェクターを駆使したプレイも。挑戦し、進化し続けることとはこういうことなんだ、と目前で感じました。
誠さんのライブでお会いしたお客様のお顔も久々に拝見できて嬉しかったです!
僕はというと、このコンサートはジャズラブにおける自分の集大成のつもりで吹きました。
自分でもびっくりだったのは、1400名(!)のお客様の前でソロを吹いても全く緊張しなかったこと。
若い頃はガチガチだったのを思い出すと、人にも歴史ってあるんだなぁと思います。
めいほう高原音楽祭の時は20,000人以上のお客さんがいたわけだし。
愛・地球博のEXPOドームに2回出た時も、2,000人以上いたわけだし。
NAGOYA GROOVIN' SUMMERの時はどのくらいいたんだろ?
やたらと大舞台の経験があるのは、ジャズラブオーケストラに在籍していたおかげです。
そういう意味で本当に感謝しています。
そして、僕の人生よりも長い40年という歴史を重ねたことについては、ただただ賛辞を送りたいと思います。
なお、ジャズラブの次の演奏は7月18日にセントレアで行われる「空港音楽祭」ですが、僕はスケジュールの都合で参加できません。
このバンドでの演奏、次回は未定です。
楽しみにしてくださっている方には申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿